- Mako Miyatake
Foodtech Venture Dayに参加してきた

http://food-innovation.co/ftvd/
Foodtech Venture Dayとは
食&料理やその関連領域(製造、物流、ヘルスケア、農業など)で活躍するベンチャー企業と、大手の事業会社、投資家、研究機関など多様な領域のキープレイヤーとのコラボレーションをダイナミックに促進することで、産業進化が加速していくことを目的としています
という趣旨のイベントで食関連の企業、ベンチャーも大企業も投資家も大集合
イベントの中でベンチャーがピッチを行う時間がありどれも面白かったのでめも↓
Teplo
新しいお茶の世界を切り開いているベンチャー
食という世界の流れが 効率化からエンターテインメントへ そしてこれからはパーソナライズの時代に突入する
その中でTeploは個人に最適化されたお茶を提供するという
アプリからお茶の種類を選択
本体のボタンを押す時にその人の心拍数などを計測
その値を元に最適な温度・時間でお茶を抽出
現在はデータの解析も行なっているそうで それによると年代・心拍数によって美味しいと思うお茶が違ってくるみたい
最適なお茶とか違いわかるのかなと正直思ってたけど グラフで結果見せられると納得するし自分に合ったお茶飲みたくなる
ルナロボティクス
新ジャンルのキッチン家電を作ってるベンチャー
社長は元料理人で68カ国を食べ歩いているという料理好き
安さ・便利さではなく美味しさを追求していて colony という新しいキッチン家電を作っているそう
colony を使えば たまごかけごはんの醤油をなんと1536種類から選べるみたい
すごすぎる、、、食べてみたい笑
プロトタイプはもうすぐ公開らしい
株式会社ユーボ
テクノロジーで飲食店の労働力をサポートする会社
オートメーションレストランシステム
オンラインオーダーピックアップシステム
の2つに取り組んでいる
今つくっているのは飲食店用のスマートロッカー
注文されたメニューをつくったらロッカーに入れるだけ 接客の必要がなくなる
飲食店の中以外にも 駅やスタジアムなどに設置できるようにすればさらに便利に
帰りに駅で晩御飯ピックアップできたら最高
Wellnas
安全で自然な「食」で人々の健康を支えていくベンチャー
代表は農学博士
自身がずっと悩まされていた高血圧・睡眠障害が コリンエステルという成分によって完治した経験からベンチャーを設立
高血圧で悩む方は日本に約6,000万人いるらしく 社会の高齢化に伴い高血圧に有効な機能性食品の需要はますます高まっている
そんな中服用しても副作用がないコリンエステルを摂取しやすいように この成分が多く含まれるナスを使ったサプリメントや食品などを製造しているそう
PLANTX
人工光型植物工場のベンチャー
既存のオープンタイプの植物工場では正確な環境制御ができてないことに着目し
クローズドタイプの植物工場を製造
この植物工場のビデオがかっこよかった笑
環境のパラメータを正確に制御しAIで分析することで生産量を5倍にしたそう
すごすぎる、、、
WHOSE CACAO
カカオのベンチャー
美味しく体に優しいチョコレートを作るにはファインカカオ が必要
実際に世界3位のインドネシアに行ってみると全然発酵させてない
カカオを発酵させると美味しいフレーバーになるのに 安価で大量生産というバリューチェーンになってしまっていて 発酵させる余裕がないのが現状
WHOSE CACAOでは
カカオの発酵所でデータをとり 提供先のパティシェからフィードバックを得ることで情報の循環を生み 世界中のカカオから作られるお菓子のレベルを 未知なる美味しさの領域へと引き上げようとしている
懇親会で実際に食べたらめちゃめちゃ美味しかった
CoCooking
フードシェアリングのベンチャー
TABETE というアプリをリリースしている
早速ダウンロードした!
飲食店で余ってしまった食品ロスの危機にある食事を ユーザーがお得に食べられるという仕組み
例えばラム肉のしゃぶしゃぶのお店では スライスする時に端材が余ってしまうが それを使ったオリジナルメニューをTABETEで提供し大人気
お店側も食べる側も地球にも優しい
丸繁製菓
食べられる食器をつくってる会社
元々はもなかをつくってる会社だそう
脱プラスチックの流れの中
強度・耐水性に優れたE-TRAYを製造しており
1時間ぐらいだったら水分の多い食材を入れても大丈夫な
食べられる食器をつくっている
他にも食べられるお箸やスプーンなどもつくっているらしい
朝食ロボットでも使いたい!
まとめ
Foodという業界は本当にたくさんの分野からなっている
調理、提供、輸送、加工、農業などなど
各分野で活躍するプレイヤーが繋がって大きな輪を作ることで
日本のFoodtechを盛り上げていこう!
ということでイベントは終了した